清様が妻夫木君てどーなの?

風邪はだいぶ良くなりました。
しかし部屋は片づきません。
なんか本がどんどん増えていくんですよね。。。
ところで、先月号の「ダ・ヴィンチ」ですが、
読んだ人いますか?
山田詠美の特集だったんですが、
なんかちょっとがっかりしました。
もちあげすぎじゃあありませんか?
そんなに良かったのでしょうか
「風味絶佳」
私は買って読みましたが、
ダメでした。。。
なんかおもいきり失敗しているような。。。
山田詠美がどんなものをねらい
そして失敗しているのかが
わかってしまい後味悪かったです。
別に私は山田詠美が嫌いなわけじゃなく、
むしろ小・中・高とむさぼり読んでましたが
高校卒業ぐらいからハタっと
読めなくなってしまいました。
理由はわかるようなわからないような。
わかりたくないような。。。
また逆にそのころ嫌いで読めなかった
三島由紀夫が最近読めるようになりました。
三島は中学の頃読んだ「金閣寺」と「潮騒」の
おかげ?でダメだったんですが、
最近「音楽」と「春の雪」を読んでいいなあ。
と思えました。「音楽」はとても小説的というか、
いい意味で通俗的。面白かったです。
「春の雪」はかなりハマリあっという間に
読んだのはいいのですが続編の「奔馬」は滞っています。。。
そして、「奔馬」を読みつつも中上健次
千年の愉楽」を読み半蔵に恋い焦がれながら、
パウロ・コエーリョの「悪魔とプリン嬢」を読み進め
夢野久作の「ドグラ・マグラ」の世界に迷い込み、
眠る前には白州正子の「遊鬼」で審美眼と粋について学んでいる。。。
ああ、なんて節操がないのでしょう。
こうして読みかけのほんがたくさん増えていくのでしょうか。

最近のオススメは小学館より出ている
西加奈子の「あおい」という小説です。
初め、あまりにも女性的な気がして読み進めるのが
正直しんどい・・・(´Д`;)
って感じだったんですが、
最終的に面白かったです。
同じ人が書いている「さくら」というのも読んでみようかな。。。
とにかく読みやすいので、ささっとなんか読みたいな
という人にはいいと思います。
ただ、男性には少しむつかしいかもしれません。。。