それは、徒労。

朝、寝すぎたなあ。と思いながら目が覚め、
時計を確認すると10:30。
カフェオレをいれて、MacBookをたちあげる。
ほぼ日の「ねむりと記憶。」というコンテンツを読んで、
また寝てしまう。
しまった!と思い起きると12:30。


昼ドラを観ながら洗濯機をまわす。
バランスよく干せたので嬉しい。
クリーニングを取りに駅前まで行く。
クリーニング屋のおばさんに、
「運がいいですよ。」と言われる。
何のことだ?と思い驚いていると、
「仕上がり予定日明日なんですけどね、
 確認したら、偶然入ってきてて。
 こういうことたまにあるんですよね。」


えっ!うそ!カレンダーと引き換え券確認して来たのに・・・。



まあ、でも運がいいんだ!と嬉しくなり、そのまま本屋へ行く。
川上弘美の日記を買おうと手にする。
すると、金井美恵子の『目白雑録2』が棚差しされているのを発見する。


ええ!


街の本屋さんで金井美恵子を発見するのは稀なことなので、
驚きつつも嬉しく、そして喉から手が出てくるんじゃないか!
ってほどに欲しくなるが、我慢した。

桐野夏生も買ったばかりだし、ここは我慢、我慢。


モスバーガーに移動し、読書の時間とする。
カフェラテとモスチキンを頼む。
最近、有名チキン店で何やら事件?がおこったので、
モスバーガーの人たちは“にやり”としているのだろうか?
と思うが、できればモスの人には“にやり”とはしていてほしくない。



本を読みながら、ふと、T氏に今まで勧めてきた本にことを思う。
そして、それらのほとんどを彼は読んでくれていないような気がして、
きぃーっとなる。
唯一、読んでくれたとわかっているのは、
宮本輝の『五千回の生死』だけじゃないだろうか。
という事実にぶちあたってしまったのだ。


最近で言えば矢田津世子の『神楽坂・茶粥の記』を勧めたが、
それも読んでくれているのか怪しいものだ。
べつに、いいけどさ。


きぃーっとなってもその、きぃーっ、をどこにもぶつけられないので、
くやしいから、アイスカフェラテを一気に飲み干した。


あたまがキーンとしただけであった。



目白雑録〈2〉―ひびのあれこれ    神楽坂・茶粥の記 矢田津世子作品集 (講談社文芸文庫)







ふんっ!だ!