グールドを聴きながら・・・?

池袋のイルムス館にある西武ギャラリーで、
「POP-UP絵本ミュージアム」展があるので観に行く。


なんの展覧会かというと、まあ、簡単に言えば、
飛び出す絵本だ。
ロバート・サブダという人のアリスの飛び出す絵本に魅了された私は、
すでに、一冊持っていて、
それがこれ、


なんで、恐竜?と思うかもしれないが、
私は恐竜が好きだ

こんな感じ。



すばらしい。素敵!
誕生日に知人が贈ってくれたのである。

そして、今回、ギャラリーの最後にはもちろん、
絵本の販売もしていて、アリスを買おうかと思ったが、


我慢した。


だって、やっぱり・・・高いから



で、ぱんふれっとのようなものを売ってたので、
それで手を打つ。


す、すてき!



次に出会ったときは、家に連れて帰ってしまいそう。


ギャラリーを後にして、イルムス館を観ていたら、
マリメッコのかわいいマグカップに一目惚れし、
友人の結婚祝いにペアで同じくマリメッコのフェイスタオルも付けて
買ってしまう。。。。

色々何を贈るか悩んでいたのだが、
あっさり決めてしまった。
買い物は出会いよね!
と、訳の分からないことを思いながら、
気がつくとリブロで金井美恵子の件の本と“出会って”しまい、
家につれて帰ることとなる・・・。

帰りの電車の中で読み始めると、
冒頭から、さっそく笑いそうになり、
にやにやしながら電車に揺られる。


駅に着き、また本屋で川上弘美の『東京日記2』と“出会って”しまい、
やはり、出会いを大切にしたいと思う。


モスバーガーで本を金井美恵子を開くが、
どうも集中できない。
なので川上弘美にかえてみるが、やはり内容が頭に入ってこない。


なぜだろう。
隣の席の人がハーシーズのチョコレートアイスバーを買って、
ビニール袋にいれたまま保冷剤もなしに、
暖房の効いた店内でのんびりしているのが気になるのか。

などと考えていたのだが、気がついたのだ。

グールドがいけない

ということに。
Glenn Gouldの『バッハ ゴールドベルグ変奏曲』を効いていたのだが
バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1981年デジタル録音)



神経が完全に
全て耳に集中
してしまう。


完全に聴くモードに入るのだ。
BGMとしては不向きのグールド。